fjt7tdmi のノート

メモ帳みたいなもの

13年ぶりの JavaScript (1)

昨年は、久しぶりにブログを復活させました。今年は昨年よりはブログを書いていきたいと思っています。情報発信で身を立てようとは思っていないのですが、それでも週一本くらいは書きたい。

「一年の計は元旦にあり」と言いますので、簡単なネタですが早速書いていきます。

概要

私はいわゆる組込みエンジニアで、Web プログラミングは久しくやっていませんでした。しかし、色々と事情(VSCode やら Electron やら) があって Web フロントエンドを少し触ろう、という動機が生まれました。

実は、学生時代に Web をやっていた時期はあったのですが、実に 13 年前の話です。当時は jQuery すら流行る前だった気がするし、フロントエンド・バックエンド・インフラも、あまり分けて扱われていなかった気がする。

それから、すっかり web 開発の世界は変わってしまいました。1から勉強しないといけないのですが、今更「HTML と CSS というものがあって~」というレベルの説明を読みたいわけじゃないのです。13年分の差分をインプットする形で進みたい。

というわけで、その過程をブログに残していきます。もし似たような境遇の方がいれば、何か参考になるかもしれません。たぶん、何回か続きます。途中で web フロントを触る動機がなくならなければ…

MDN

近くにいる web プログラマの人の言動から、web で信頼できるドキュメントを探したかったら MDN を読めばいいのかなと認識していました。

developer.mozilla.org

読んでみたところ、やはり所望のタイプの資料でした。他の言語の経験が十分あるプログラマは、有象無象の入門サイトよりこれを読めばいいでしょう。 全部読むのはさすがに厳しそうなので、逐一参考になりそうな箇所を読んでいっています。 最近 Mozilla は調子悪いみたいですが、このサイトは大丈夫なんでしょうか…?

ES2015

JavaScript の言語仕様は、他のプログラミング言語と同じく逐一アップデートされています。特に大きな変更があったのが 2015 年の ECMAScript 2015 です。素人の感想ですが、C が C++ になったくらいに色々増えてますね。

そして、私が知っているのは当然 ES2015 より前の JavaScript です。しかも色々記憶が抜け落ちています。1から勉強する必要がありますが、入門者向けの資料というのは、どうしても他のプログラミング言語を実用的に使っているプログラマには冗長に感じます。

自分に合ったレベルの適切なドキュメントを読んで、効率よく情報をインプットしたい。私にとって、最適な資料は MDN の「JavaScript 再入門」でした。

developer.mozilla.org

重要なポイントがコンパクトに説明されています。これを読んだら、後は「ソースを読んでわからない場所を調べる」という進め方ができるようになりました。

TypeScript

実用的なプログラミング言語はすべてそうですが、JavaScript にはプログラマが問題を感じる言語仕様が色々と存在します。それを解決するため、この 13 年の間に JavaScript の大体言語 (AltJS) が色々発表されました。その結果、現在実用的に良く使われる言語としての地位を確立したのが TypeScript です。

TypeScript を使ったコードを見かける機会も多いので、ちょっと調べておくことにしました。

www.typescriptlang.org

TypeScript については公式サイトを読むことにしました。他のプログラミング言語にある程度熟達したプログラマなら、普通に読みこなせることができます。説明もコンパクトなので、他の資料を見るよりこれを読むのが早いんじゃないでしょうか。

個人的に C# は良く知っているし Java も少し経験があるので、”TypeScript for Java/C# Programmers” が興味深かったです。

www.typescriptlang.org

おわりに

今回はこの辺で。少し web フロントエンドを触っている方なら、まだまだ触れていない重要技術があることにお気づきだと思います。それは今年の間にちょっとずつ見ていって、まとまったら次回以降ブログに書いていこうと思います。